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プラスエム設計の使命は、建て主の「ゆずれない」を実現すること。しかし、建て主の「ゆずれない」さえ実現すれば他のことはどうでもいいかというと、そうではありません。建て主に「ゆずれない」があるように、私たち設計者にも「ゆずれない」があります。それは、住宅の4つの基本性能を満たすことです。

私たちは、「耐震」「断熱」「劣化」「維持管理」を重視した家づくりをしています。この基本性能を満たした住宅は、将来の資産価値を維持できます。また、基本性能を満たしていない住宅に将来「耐震改修」や「断熱改修」等、基本性能を付け加える工事を行うには多額の費用を必要とし、後継の人たちに負担をかけることになります。

冬暖かく、夏涼しい家を子孫に残し、基本的な維持管理で何世代も住み続けることができるなら、どんなに豊かに暮らせることでしょう。子供たちの世代以降は、住宅ローンの負担から解放され、その費用を豊かな暮らしへとまわすことができるのです。


中庭のある家



1.命と暮らしを守る

伝統的に大工が担ってきた木造住宅では、壁量計算による簡易な耐震設計が許されています。しかし私たちは、誤差の大きな壁量計算だけで済ますことなく、鉄骨造やコンクリート造と同じように、木造住宅であっても許容応力度計算で耐震等級3を確保します。

熊本地震では、今まで安全とされていた建築基準法の基準で建てられた住宅であっても、多くの倒壊事例が報告されました。ところが、基準の1.5倍以上の耐震等級3で設計された住宅は、ほぼ被害がないかごく軽微な被害で済みました。私たちは、現行の建築基準法の1.5倍の耐震性能を持つ耐震等級3を標準設計とします。


シンプルな住宅



2.健康と気候変動に影響

断熱性能の優れた住宅には、多くのメリットがあります。温度差による身体への負荷が小さく、結露やカビの発生を抑え、健康で快適な暮らしの室内環境をつくります。また、家庭で使うエネルギー消費を少なくして、地球温暖化の抑止に寄与します。

日本は、ずっと断熱後進国でした。それでも、1980年基準、1992年基準、1999年基準、2013年基準を経て、段階的に住宅の断熱性能を高めてきました。そして、HEAT20でやっと欧米の断熱基準に近づきました。私たちは、HEAT20のG2、G3レベルを断熱性能の基準として設計します。

※断熱性能についてより詳しく知りたい方は、ぜひ「断熱性能」をご覧ください。


高断熱住宅



3.構造体の劣化を抑える

住宅に使われている材料は、時間の経過と共に必ず劣化します。仕上げ材や設備機器の劣化は比較的簡単に取り替え可能ですが、柱や梁など構造体の劣化は建物にとって致命的です。建て替えや大規模な修繕をすることになり、多大な費用が発生します。

私たちは、柱や梁など構造体の劣化を抑える設計を行います。それは、結露やカビの発生を抑える断熱性能の施工方法と密接に関係しています。


自然素材の家



4.維持管理を容易に

住宅は、構造体など比較的耐用年数が長い部分と、配管や内外装材など比較的耐用年数が短い部分とが組み合わされてできています。「耐用年数が短い部分」については、劣化を遅らせるための日常の点検、補修などの維持管理を容易にする対策が重要です。私たちは維持管理のしやすい建物を設計します。




注文住宅・デザイン住宅のプラスエム設計


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