出雲郷(あだかえ)の家

設計監理者の体験手記
プラスエム設計 土井正隆

家を建てようと思いたったとき、インターネットは欠かせない道具となったようです。「出雲郷の住宅」の建築主も、家づくりの体験談を集めたり、自分の好みにあった材料を探すのに活用しました。

また、設計監理を担当した私自身、インターネットを利用して、職人たちがスムーズに仕事ができる仕組みをつくりました。CM分離発注の可能性は、インターネットの有効活用で何倍にも広がります。

画像の説明

「出雲郷」と書いて「あだかえ」と読見ます。大社で有名な出雲市とは違う場所で、出雲市の東方約40㎞に位置する地域を昔の人は「あだかえ」と呼んでいたそうです。「出雲郷の住宅」のMさんも、インターネットを活用して家づくりの情報を集めました。検索しているうちに、「みゃんのおうち」や「オミノイエ」というホームページを見つけて、プラスエム設計(当時は山中設計)やオープンシステム(CM分離発注方式)を知ることになりました。

「米子市と出てくるので、おや、近くだぞっ! と思いました。よく調べてみるとオープンシステムというやり方にも興味をひかれたし、なによりプラスエム設計がはじめた手法だということで、安心感もありました」とMさん。

プラスエム設計は、1992年からオープンシステムを行なっています。これまでに100棟近くの実績を山陰地方につくってきました。そうした実践の中から、「みゃんのおうち」や「オミノイエ」、「団塊世代の人生日記」のような、建築主が自らの家づくりを紹介するホームページがいくつも生まれました。それらは、貴重な実践資料として次の建築主に読まれています。

「『オミノイエ』さんの駐車場を参考に…」とか、「あそこに書かれている材料を見てみたい…」など、建築計画中の建築主との打ち合わせでは、そういう言葉がどんどん出てきます。なかには、「どうして知っているんですか?」と逆に聞くような細かい内容まで。
私が思っていた以上に、建築主はこういった生きた資料であるホームページを参考にされていて驚かされます。

スクリーンショット 2019-05-20 8

ネット上には多くの素敵なデザインが存在します。この材料の組み合わせでこんな具合に仕上がるのだというサンプルが簡単に入手できます。さらに、以前は専門家でしか知りようのなかった玄人好みの材料も特性や長所・短所、使用例などを調べて、自分の好みに合わせて発注し、現場に支給することも可能です。

しかし、実際に使いたいと思っても、一般的な家づくり(一括発注)だと難しいのが現状です。施工の調整がつかず不可能だったり、追加工事で割高になったりして、なかなか建築主の思う通りになりません。

「できません、と言われるのはおかしいと思います。ホームページで調べると、実際に使っている人がいるし…。CM分離発注だとそういうしばりに捕らわれなくてすむのが魅力ですね」と「出雲郷の住宅」に自分で発注した材料を使ったMさん。

画像の説明

Mさんは、リビングにホームシアターを希望されました。必要なときにスクリーンを降ろして100インチの大画面で映像が楽しめます。「アニメがはじまると子供たちが大騒ぎになります」とMさんも満足そうです。

画像の説明

Mさんは、宝の山のインターネットからいろいろなものを探しだしました。そのうちの1つが、低温水床暖房です。メインの暖房は床暖房にしたいと最初から要望があったのです。深夜電力を利用した蓄熱式のものを調べたりしてみましたが、どれも一長一短で決め手に欠きました。

ある日Mさんから「これはどうでしょう?」とメールをもらったのが、富士環境システムの低温水床暖房「うらら」でした。この「うらら」の特徴は、長時間座っていても肌との接触面が35℃以上になりません。流す温水の温度が一般的なものよりも低く抑えてあるためです。

なによりもMさんが気に入ったのが、床暖房専用の床材を使用する必要がないため、無垢の床材を使用できることです。座っているとだんだん暖かさが伝わってきて、無垢の檜の肌触りと相まって自然の気持ち良さが感じられます。

画像の説明

低温水床暖房の循環パイプは、温水が冷めないように断熱材で保護されています。しかし、床下の温度が下がれば、ある程度は温水の温度も低下する。低温水床暖房の効果を安定して発揮させるためには、床下の冷気に循環パイプが直接触れないようにしなければいけません。そこで、床下にセルロースファイバー断熱材を充填することをMさんに提案しました。壁・屋根の断熱もセルロースファイバーで行ないました。工事は真夏でしたが、施工後は暑さが少し和らぐような感じがして、その効果を実感することができました。

画像の説明


スクリーンショット 2018-10-05 8



資料請求・ 無料相談のご案内

無料相談のご予約を頂いた方は、平日・土日祝、午前10時〜午後10時の間に応じさせて頂きます。お休みを頂くのは12月30日〜1月2日の3日間だけ。お盆もGWも応じさせて頂きます。ぜひお申込みください。


メールでお申込み
お申込みフォーム


電話でお申込み
0120-013-343


資料請求のお申込みを頂くと
以下の資料をお届けします

スクリーンショット 2019-04-26 14


① GUIDE BOOK
「家づくりをトコトン楽しむ」

お金だけ用意して、ただ完成を楽しみに待つことしかできなかった建築主が、家づくりのあらゆる過程を楽しむために何をすればいいか、具体的に著しました。そして、建築主が知っていたらより一層家づくりを楽しむことができると思うところは、業界のありのままの姿を(いくらか突っ込んで)描いています。A4版64ページの大作(笑)です。


② 会社案内
「家づくりを楽しむ」

壁塗りに挑戦した家族、木部の塗装をやり遂げたご主人など、それぞれに楽しみ方は違いますが、家づくりに積極的に参加して、こだわりを実現していく姿は皆さんに共通しています。第1章と第2章で、家づくりの過程と楽しみ方をできる限り詳しく再現しています。A4版36ページ、それなりに大作(笑)です。


③ マンガ小冊子
「価格の見える家づくり」

住宅会社に全て任せるのではなく、建築主の思いを的確に反映させるにはどのような方法が最適か。このような考えで進める建築を「オープンシステム」と言います。マンガに登場する山田さん、小出さん、熊野さんは架空の人物ですが、二つの実話を合体した内容となっています。A5版36ページ、さらっと読めます。


スクリーンショット 2018-10-05 8


プラスエム設計ロゴ

営業時間:9:00〜18:00
休日:土日祝・盆・年末年始
ご予約を頂いたお客様は営業時間外・休日も対応させて頂きます。

米子office
鳥取県米子市両三柳5056