窓の外は「危険な気温」

鳥取県米子市の過去20年間の気象データから、
夏の気温が微妙に上昇していると読み取れました。
100年の単位で見るとさらに鮮明です。

米子市の気象データは頑張って折れ線グラフに
しましたが、全国主要地点の、しかも100年もの
データを折れ線グラフにする作業は辛いので、
既にある資料を探しました。

東京大学で建築の省エネ等について研究している
前真之准教授が著した『エコハウスのウソ2』から
引用します。

画像の説明

□1910年と2010年の8月の平均気温
(仙台は1930年→2010年)

・那覇 28.0℃ → 29.0℃
・宮崎 26.0℃ → 28.0℃
・東京 25.2℃ → 28.0℃
・仙台 23.7℃ → 25.3℃
・札幌 20.7℃ → 22.9℃
・旭川 20.3℃ → 21.7℃

□1910年と2010年の猛暑日の数
・前橋 0日  →  19日
・東京 0日  →   8日
・宮崎 1日  →   5日
・静岡 0日  →   4日
・仙台 0日  →   2日

猛暑日は米子の方がずっと多いです。
2000〜2020年のデータだからかもしれません。
2000年以降に急増したとも考えられます。

夏になるとニュースでよく聞く言葉があります。
「危険な気温」

以前は「猛暑日」も「危険な気温」もありませんでした。

このまま進むと、2050年には、気温が40℃を
超える日を「危険日」として予報しているかも
しれません。

では、また。

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