窓は枠材とガラス

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窓は枠材とガラスの組合せ。

「窓の性能」で例に挙げたどこでも見かける
幅1.7m 高さ1.8mの引き違い窓について、
枠材とガラスそれぞれの断熱性能を算出します。

枠材の熱還流率をUwで、
ガラス本体部の熱還流率をUgで、
どちらも単位は〔w/(m2k)〕で示します。

□窓枠(フレーム)
アルミ Uw=1.45
アルミ・樹脂複合 Uw=1.0
樹脂(木) Uw=0.58

□ガラス(本体部)
単板 Ug=5.9
複層 Ug=3.5
三層Low-E クリンプトンガス Ug=0.52

最も断熱性能の高い樹脂枠+三層Low-Eは、
枠部分のUw=0.58で
ガラス本体部のUg=0.52となりました。
枠部分の面積比率25.3%を考慮すると、
枠からの熱還流が大きいことが分かります。

ちなみに、アルミ枠の場合の面積比が17.1%と
樹脂枠に比べて小さいのは、アルミの強度が
樹脂より優っているため、フレームを小さく
できるからです。

もう一つ付け加えると、
ガラス本体部の熱還流率Ugは、中空層の幅、
スペーサーの種類などで若干性能が変わります。
三層Low-Eは中空層12ミリ、樹脂スペーサーで
計算しました。

冒頭に窓から見える景色を載せました。
断熱的には厄介な窓ですが、こちら側と向こう側を
仕切る窓には、断熱性能だけで片付けることの
できないものがあります。

そこに触れようと思っていたのですが、
それは次回に。