窓の断熱改修

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総務省が5年ごとに行っている「土地・住宅統計調査」
2018年時点の数字を拾うと・・・

住宅総数:6,241万戸
総世帯数:5,400万戸
空き家率:13.6%

さて、住宅総数6,241万戸のうち、断熱性能が劣る
①の窓(アルミ枠+単板ガラス)と
②の窓(アルミ枠+複層ガラス)を付けた住宅は、
一体どれくらいあるのだろうか?

かなり大雑把に推定してみました。

①と②以外の窓が使われている住宅、
樹脂又は木製枠+複層ガラス以上のスペックを
装填した窓が使われている住宅の戸数を推定します。

1990年頃から2010年頃まで輸入サッシを中心に、
年間数万戸の住宅に取り付けられてきました。
この間(多めにみて)150万戸と推定します。

2010年〜2018年は窓の重要性の認識が深まり、
①と②以外の窓を使う住宅がやや増えました。
年間10万戸強として、100万戸と推定します。

150万戸+100万戸+オマケで300万戸。

住宅総数6,241万戸のうち
①と②以外の高性能な窓を付けた住宅の数は、
多めにみて300万戸と推定します。

住宅総数の5%にも満たない戸数です。
残りの95%は寒くて暑い窓の住宅です。

昨日、断熱改修は窓が最も効果的と書きました。
では、どのように窓を改修するのか。
窓メーカーの考案例の一つを紹介します。

窓メーカーのHPから拝借した冒頭の写真は、
既存の窓の室内側に付ける「内窓」です。
既存の窓の外側に付ける「外窓」もあります。

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どちらの窓も既存の窓を取り換えるような
大がかりな工事は不要です。

既存の窓を残したまま、
新たに樹脂枠+複層ガラスLow-Eを装填した
最先端の高性能な窓を取り付けることができます。

断熱改修をするなら、窓が最も効果的です。

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