窓に結露

画像の説明

同じように見える①〜③の窓ですが、
①と③では断熱性能が5.7倍も違います。

①アルミ枠+単板ガラス
②アルミ枠+複層ガラス
③樹脂枠+三層Low-E Kr

米子が最も寒くなる真冬の1月、
①の窓が1時間に382whの熱量を失うのに対して、
③の窓は1時間に67whの熱量しか失いません。

熱の移動は目に見えませんが、
現象としてはっきり現れるのが結露です。
写真のような窓を見たことはありませんか?

真冬の暖房期、室内を24℃に保つと、
①の窓は必ず写真のように結露します。
これは物理の法則ですから、万人に平等な現象です。

他にも以下のような副作用が現れます。
□床が冷たい
□窓の周りから冷気が襲ってくる
□窓の縁の木や壁にカビが発生する
□暖房しても上の方しか暖まらない
□暖房費がバカにならない
□暖房していない廊下やトイレが寒い

どこでも見かける引き違い窓。
しかしその窓が居住環境に大きく影響します。

限られた予算で断熱改修するとしたら、
真っ先に改修する部分は窓です。
屋根や壁よりも、窓の改修が最も効果があります。

では、また。

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