窓の性能

画像の説明

どこでも見かける平凡な引き違い窓。
幅1.7m 高さ1.8m 面積3.06m2

しばらくの間、
この窓について考察します。

①アルミ枠+単板ガラス
住宅の窓は1990年頃まで、ほとんど全てが
アルミの枠に単板ガラスが当たり前でした。

②アルミ枠+複層ガラス
1990年代に複層ガラスが普及し始めました。
枠材は依然としてアルミのままでした。

③樹脂枠+三層Low-E Kr
1980年頃、既に欧米では樹脂枠が主流でした。
日本では今でもアルミ枠・アルミ樹脂複合枠が主流です。

今回は、上記①〜③の窓について、
断熱性能(熱還流率Uw)を比較します。

①の窓 Uw=6.30〔w/(m2k)〕
②の窓 Uw=4.26〔w/(m2k)〕
③の窓 Uw=1.10〔w/(m2k)〕

※UwはWindEyeというソフトで計算しました。

①と③では断熱性能に5.7倍もの差があります。
この差は一体、どれだけのものか、ピンときません。

では、この窓からどれだけの熱量が逃げていくか、
明日、米子市の1月の気温をもとに算出します。

それは、こたつ1台分の熱量に匹敵するのか、
あるいは豆球ていどのとるに足りないものか、
電気代にしたらどれくらいか換算してみましょう。

どこにでもある平凡な窓ですが、
健康と快適性と家計の経済に影響を与える窓。

それでは明日。

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