民家バンク/海老名オフィス

以前、私も正会員として在籍していた日本民家再生協会(認定NPO)。
http://www.minka.or.jp/index.html

弊社の某スタッフは現在も正会員として九州地区でいろいろと勉強させて頂いております。
久しぶりに民家バンクを覗いてみると、結構たくさん登録された古民家がありました。
民家バンクは「民家を譲りたい」⇔「民家を譲り受けたい」を結びつける役割を果たすものです。
利用には規定の手数料がかかりますが、古民家に住みたい方は是非ご覧ください。

・民家バンク
http://www.minka.or.jp/minkabank/

koyagumi.JPG
↑荘厳な古民家の小屋組み

昔は、建物を「解体する」、「壊す」ではなく、「解く」と言ったそうです。
解いた柱や梁を他の建物にまた使いました。
昔の「もったいない精神」にも感動しますが、樹齢100年の木は、大きくなるのに100年かかったわけで、100年の過酷な試練に打ち勝って生き残った木なわけで、さらにその種が地面に落ちてもすぐに芽を出せたかどうかは分からないわけで、動けない木は生きる場所を変えられないわけで、もしかしたら200年前に落ちた種が、周囲の木が倒れたり、伐採されたりして、日差しが入るようになって、ようやっと芽を出せたかも知れないわけです。
そう考えると、とても捨ててしまおうとは思いませんよね…。

画像の説明

古民家が失われる理由はいろいろありますが、古民家が失われるということは、そこに生きた人達の生活や文化、職人の技術が失われるということです。
戦後、長く続いたスクラップアンドビルドの時代に、多くの古民家が既に失われてしまいましたが、人口減少、少子化、環境への配慮も避けられない時代に入り、今は建物のストック活用が求められています。
古民家がこれからも生き残るために、耐震性能や断熱性能等、時代に合わせた再生を考えたいものです。
そして近い将来、家を建てるときの選択肢の中に、ハウスメーカーのモデルハウスに行くのと同じように古民家再生が加わり、発注方式には昔のような建築主を中心とした分離発注方式(今はオープンシステム)が当たり前になることを切望してやみません。

林業のオジサン凄い
↑枝打ちの様子。ロープ1本で木登りする林業のオジサン