古民家体験/大津宏伸

これから家をつくろうという人の多くが、大手ハウスメーカーのコマーシャルや、モデルハウスに引き寄せられ、理想の住まいとはこういうものだというイメージを刷り込まれていきます。もちろん目にするのは各メーカーの最高級モデル。
決してそれらが悪いとは言いませんが、果たして自分たちにとって最良の住まいなんだろうか?大投資して企業の販売戦略にまんまと乗ってないか?誰のために家つくるんだ?家ってどうあるべきなんだ?そもそも日本の家ってどうだった?などと考えるちょっとヘソの曲がった人はごく稀ですよね。

もしもそんなことお父さんが言い出したら、もう家族から大ブーイングかも知れません。「早くて、安くて、簡単」がもてはやされるご時勢ですし、刷り込まれたイメージを払拭するのは確かに大変そうです。

手軽さや便利さ、快適性はもちろん大切ですが、でもそれらを追い求め続けたら…。
そして、必ず弊害もあるはず…。

「家は情操教育の場だ」と仰った方もいました。

「百聞は一見にしかず」と申します。人生まで「早くて、安くて、簡単」に終わらせないために、古民家宿泊体験で一度、原点に帰ってみてはいかがでしょうか。
見失っている何かに気づくかも知れませんよ。

茅葺の友田家、雨も楽しい

次の2つは私も以前、古民家仲間と泊まりました。
荒蒔邸に泊まった時は、2月だったので最低気温が氷点下13度。カメラが低体温症で
動かなくなりました。そんな中でも山形の友人はセーター一枚。
それを横目に私ときたら…。

●遠州森町の友田家
http://blog.webtravel.jp/partner32/index.php?itemid=1894

●里美古民家の宿 荒蒔邸
http://www.yuu-group.co.jp/kominka/

 囲炉裏を囲んで

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