家づくりでよくある質問


建築主・設計監理者・専門業者の関係

質問:家づくりを思い立ったのですが、分からないことばかりです。住宅業界は何故こんなに複雑で分かりにくいのでしょうか?

回答:仕方ありません。この業界はあまりにも複雑で、見えない部分が多いからです。見えないと、どうしても建築主に不利な状況が生まれます。

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家づくりほど楽しいことはありません。最高にクリエイティブな仕事です。プラスエム設計のスタッフは、寝食を忘れて没頭しています。この楽しさを、建築主の皆様にもぜひ体験していただきたいと思い、このホームページを作りました。一生に一度、世界でただ一つの家づくりを、トコトン楽しんでいただきたいと思います。
 
家づくりを思い立った人のほとんどは、どのように楽しめばいいか分かりません。それどころか、何から始めたらいいか、どこに相談したらいいかも分かりません。挙げ句の果てに、楽しいはずの家づくりが苦痛になってしまう人さえいます。これでは本末転倒です。

そこでプラスエム設計は、家づくりの全ての過程を見えるようにしました。お金の流れも、職人の顔も、施工の要点も。そして、設計監理者が行う検査や報告の内容までも。そのために、業界の常識に少しだけ挑戦しました。元請業者を通さず、建築主と専門業者が直に契約できるようにしたのです。こうしてできた建築手法をオープンシステムと言います。

これまでに(令和元年5月1日の時点)オープンシステムで累計6千棟を超える建物が完成しています。25年間で6千棟ですから、決して多いとは言えません。しかし、新しい建築手法として定着したと認めるに足りる数字ではないかと思います。
 
オープンシステムで家をつくるといっても、従来の一般的な建築と比べて施工の方法が変わるわけではありません。同じように専門業者が集まって施工チームを編成します。変わるのは施工チームへの指揮系統です。

一般的な建築方法の場合は施工チームが元請業者の指揮下に置かれますが、オープンシステムの場合は建築主の指揮下に置かれます。つまり、専門業者への支払いが元請業者から建築主へと代わります。たったそれだけですが、お金の流れが変わるだけで、建築主と設計監理者と専門業者の三者の立ち位置が微妙に、時には凄く違ってきます。
 
ただ、反発も生じました。オープンシステムを快く思わない業界の人たちが、ネット上でネガティブな書き込みに力を入れています。
 
それはさて置き、元請業者がいなくても、家は建ちます。家を建てているのは下請け業者(=専門業者)の職人たちです。どんなに大きなハウスメーカーや工務店でも、大工や左官などの下請け業者を集めなければ何もできないのがこの業界です。

これまで家づくりに関して、多くの解説書や実務書が出版されてきました。しかしそれは、主に現場監督と設計監理者に向けた内容でした。建築主と専門業者の関わり方を明確にした書籍は一つもありません。

画像の説明
 
オープンシステムは、建築主・設計監理者・専門業者の三者の関係性を明らかにした建築手法です。この三者には本来、上下関係などありません。それぞれの担う役割が違うだけで、オープンシステムでは互いに家づくりを成功に導くパートナーの関係となります。

このホームページで、建築主・設計監理者・専門業者の立ち位置と役割を明確にします。最も焦点を当てたのは建築主です。お金だけ用意して、完成を楽しみに待つことしかできなかった建築主が、家づくりのあらゆる過程を楽しむために何をすればいいか、具体的に書いています。そして、建築主が知っていたらより一層家づくりを楽しむことができると思うところは、業界のありのままの姿を(やや突っ込んで)描いています。

また、設計監理者・専門業者の役割についても、設計監理の進め方から施工検査の内容・報告まで詳細に記しています。そのため、このホームページを読んだ建築主は、自分の家づくりを業界内部の目線で眺めることができます。形だけでなく、本当の意味で、建築主に家づくりの主体者として関わっていただきたいと思うからです。
 
建築主の多くは、「分からない」から不安なのです。これから何をすればいいのか、この先何が起きるのか分からなければ、家づくりを楽しむどころではありません。前もって分かっていれば、余裕を持って楽しむことができます。
 
このホームページは、あくまでもプラスエム設計独自の家づくりに沿って編集しています。どのような家づくりにも当てはまる一般論ではありません。すべてに当てはまる一般論だと、何となく分かったような気になるだけで、実際はあまり役に立たないものだからです。
 
このホームページを参考に、家づくりをトコトン楽しんで頂けたら、これ以上の喜びはありません。



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以下の資料をお届けします

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① GUIDE BOOK
「家づくりをトコトン楽しむ」

お金だけ用意して、ただ完成を楽しみに待つことしかできなかった建築主が、家づくりのあらゆる過程を楽しむために何をすればいいか、具体的に著しました。そして、建築主が知っていたらより一層家づくりを楽しむことができると思うところは、業界のありのままの姿を(いくらか突っ込んで)描いています。A4版64ページの大作(笑)です。


② 会社案内
「家づくりを楽しむ」

壁塗りに挑戦した家族、木部の塗装をやり遂げたご主人など、それぞれに楽しみ方は違いますが、家づくりに積極的に参加して、こだわりを実現していく姿は皆さんに共通しています。第1章と第2章で、家づくりの過程と楽しみ方をできる限り詳しく再現しています。A4版36ページ、それなりに大作(笑)です。


③ マンガ小冊子
「価格の見える家づくり」

住宅会社に全て任せるのではなく、建築主の思いを的確に反映させるにはどのような方法が最適か。このような考えで進める建築を「オープンシステム」と言います。マンガに登場する山田さん、小出さん、熊野さんは架空の人物ですが、二つの実話を合体した内容となっています。A5版36ページ、さらっと読めます。


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