Q:専門業者はほぼ固定のようですが?

分離発注方式を始めた1990年代は、業種ごとに2~3の専門業者から見積もりをとって専門業者を決めていました。主な理由は、当時の専門業者は「どんぶり勘定」が多く、見積りをとって比較検討することに大きな意味があったからです。

しかし、2000年を境に状況が変化しました。住宅業界に情報化の流れが押し寄せ、「どんぶり勘定」では通用しなくなりました。結果的に、どの専門業者もほぼ同じ見積金額となり、金額を比較検討することの意味が薄らぎました。

住宅産業は次第に成熟期へと向かい、専門業者としての価値基準も変化しました。工事現場で作業する職人の常識豊かな行動やマナーがより重要視されるようになったのです。具体的には、挨拶をする、ゴミを捨てない、迷惑駐車をしない等です。設計者と専門業者で定期的に研修会を行い、互いにスキルアップを図っています。

このような理由で、現在は専門業者をほぼ固定していますが、建て主の希望で知り合いの専門業者が工事に参加するなどの自由性は確保されています。


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