Q:オープンシステムとCM方式の共通点は?

A:オープンシステムはCM方式の一つです。CM方式活用ガイドライン(中間取りまとめ)で、オープンシステムについて次のように書かれています。

「我が国においては、設計業者は、プロジェクトの企画段階から発注者の相談相手になることが多く、CMRとしての役割を果たす可能性があると考えられる。既に、我が国の住宅建築においては、設計業者がCMR的な役割を果たして、施主の意向に沿って工程管理を行う「オープンシステム」の取り組みなどが行われており、また、我が国の「ピュアCM」の先進事例においても、設計業者がCMRの役割を果たしているものがみられる」と。

CM方式活用ガイドライン(中間取りまとめ)は、2012年頃に建設経済研究所が取りまとめ、2013年にパブリックコメントを求めるために、国土交通省のホームページに掲載されました。

オープンシステム(プラスエム設計)の取り組みが紹介された後で、以下のただし書きも記載されています。

「ただし、CMRは、設計業者から独立性を確保することが求められるため、設計業者がCMRとなるプロジェクトにおいて、設計業務も併せて担うことは、原則として望ましくない」と。

プラスエム設計の考え方を示すと、大規模建築物であればCMRの独立性の確保を優先すべきと思います。しかし、木造住宅など小規模建築物においては、設計事務所が設計を担い、施工をマネジメントする方式こそが「施主のメリットを最大化」すると考えています。





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